スポーツトレーニング理論

スポーツトレーニングの正しい基礎知識

解剖学の知識

スポーツトレーニングにおいて大切なことは、鍛えるべき部分がどこで、その鍛える部分を意識することが大切です。

それは「とにかく鍛えたい」とか「動きたいから」という漠然としたものではなく、「あと1秒早く走るためにはどうすればいいのか」「1cm高く飛べるようになりたい」「さらに1kg重いバーベルを持ち上げたい」などの具体的な目標を設定するべきです。

それにより、どこを鍛えればいいのか、どのようなトレーニングを行えばいいのかが明確になってきます。

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しかし、それらのトレーニングを行う前に、基礎知識として、人体の構造を知っておく必要があります。 運動するためには、どの筋肉や骨が動いているのか、それらの働きはなんなのか、それぞれの部位に対する知識をもとにトレーニングを行うためには、人体の構造を知る必要があります。

解剖学でトレーニング効果を高める

人体の構造の知識を知るということは解剖学を学ぶということです。 「えっ、そんなに難しいことまで勉強するの???」なんて思われるでしょうけど、解剖学は人体の各部位の形態や分布を考察するための学問のことで、体の部位がどのように構成されているのか、またどうような動きを行うのかをしるためにも、とても重要な学問です。

この解剖学の知識は、トレーニングにおいても効果を高めることができるだけでなく、カラダのメンテナンスや怪我の予防、治療などにもきっと役立ちます。